アパレル企業に興味あるけど、やりがいってなんだろう?
今の会社はノルマキツイし、他の会社に転職したい。
けど、アパレルってどんな仕事があったっけ?
このようにアパレル企業に興味があったり、すでに働いているけど他の部署や会社で異動したいと思っていませんか?
本記事ではアパレル企業のやりがいや部署ごとの仕事内容についてご紹介しています。
- アパレル企業のやりがいや魅力
- 部署や仕事内容
- アパレルに向いている人
- おすすめのアパレル特化転職エージェント
大手アパレル企業勤務。
1年間で1万点以上の衣料品を扱う経験を元に知識や経験をブログで発信中。
アパレルのEC運営部門で働いてます。
アパレル業界の仕事内容って?
アパレル業界でのやりがいはなんといっても大好きな洋服に携われること。
しかし、販売で服に関わるか、デザイン部門で服に携わるかなどアパレルといっても仕事内容は様々です。
アパレルの部署について一つずつご紹介していきます。
アパレルといっても部署はさまざま
アパレル業と言っても仕事内容はさまざまでたくさんの部署があります。
以下がアパレル企業の大まかな部署です。
- 商品企画部門
- デザイン部門
- 生産・調達部門
- マーケティング部門
- 企画・マーチャンダイジング部門
その他、EC運営を行っている企業は物流部門などもあります。
企業によって部署は様々ですが、大まかには上記のような部門が存在します。
新入社員は販売からスタート
アパレル企業では新入生社員は販売からスタートすることが多いです。
中途採用だと実力に応じて、マーケティング部、生産管理部などにダイレクトに配属されますが、社会人経験がない新入社員は販売からスタートします。
また、販売からスタートした後、店長を経験し最終的に本社勤務のSV(スーパーバイザー)などになる流れが多いです。
もちろん、会社によって販売員からデザイナーになることも可能です。
売れる商品を考える商品企画部門
商品企画部門は、市場調査やトレンド分析を行い、新たな商品の企画や開発を担当。
顧客のニーズを把握し、競合他社との差別化を図るために、戦略的な商品ラインナップを立案します。
また、売れ筋商品の改良や新たな商品カテゴリーの提案も行います。
デザインやパターンを制作するデザイン部門
デザイン部門は、商品のデザインやパターン制作を担当。
ファッションのトレンドを踏まえつつ、独創的で魅力的なデザインを生み出すことを目的としています。
デザイナーたちは、色や素材、シルエットなどを考慮してアイテムをデザインし、ブランドのアイデンティティを表現する部門でセンスが最も問われます。
工場への指示出しを行う生産・調達部門
生産・調達部門は、商品の製造・調達に関する業務を担当。国内外の工場と連携し、品質や納期を管理しながら生産を進めます。
調達担当者は、サプライヤーとの交渉を通じて原材料や製品を適切な価格で確保します。
売れるための戦略を考える企画・マーケティング部門
企画・マーケティング部門は、商品の販売戦略を企画・実行する部門です。
店舗やECサイトの運営、広告・プロモーション活動、顧客対応など、商品のブランド価値を高めるための施策が行われます。
スケジューリングを行うマーチャンダイジング部門
企画・マーチャンダイジング部門では、販売計画の立案や在庫管理を行います。
売上予測に基づいて商品の発注や在庫の調整を行い、販売戦略に適した商品展開を実現する役割を担っています。
商品をお客様に販売する販売部門
店舗で実際にお客様と交流し、販売をする部門です。
販売部門は最終的な顧客であるお客様に直接販売する責任を担っており、コミュニケーション能力が重要になってきます。
実際に感じたアパレルの魅力
筆者はEC運営部署に所属していたので、上記の部署でいうと販売部門の括りに入りますが、実際にアパレル企業に勤めた中で感じた魅力をご紹介します。
アパレルやってみたいなぁ〜
こう思っている方はぜひ参考にしてください。
好きなファッションに携われる
アパレル企業で働く大きなメリットの一つは、「好きなファッションに携われる」という点です。
アパレル業界はファッションを中心とした環境であり、自分自身がファッションに興味を持ち、好きなスタイルやトレンドを追求できることが魅力です。
また、服装や髪型も自由なので自分が好きな格好で毎日仕事できます。
アパレルは髪を染めている率が高いです。
あとドレッドや坊主にしている人の多いですね。
自由で最高です!!!!
提案して売れた・デザインが通った喜び
販売員やデザイナーは自分の制作したデザインやお客様に提案した商品が売れたり通ったりするときに、仕事のやりがいを感じますね。
販売員は特に直接お客様が喜んでくれることが何よりも嬉しいですよね。
販売員はノルマもあるので、お客様も喜んでくれるし、自分のノルマ達成にも繋がるしでWINWINです。
女性向けの福利厚生が手厚い
若い女性も多い業界なので、女性への福利厚生が割と手厚いです。
生理休暇を導入している会社や育休制度がしっかり整っている企業が多いので、女性も安心して仕事できる環境が整っています。
若い人が多く活気がある
アパレル業界の平均年齢は、ブランドや会社によって異なりますが、一般的には若手が多い傾向があります。
若者がファッションに興味を持ちやすいことや、デザインやトレンドに対する敏感さが求められることから、新卒や若手社員の採用が多いことが背景にあります。
身嗜みや美意識が高くなる
アパレル業界はファッションが中心の環境であり、日々トレンドや新しいスタイルに触れることが多くなります。そのため、身の美意識や身嗜みに対する意識が高まり、自分自身がファッションのトレンドやスタイルを追求するようになります。
服好きがさらに服好きになるから散財も凄くなるんです!
社割でお得に洋服が買える
社割の有無は会社により、異なるかもしれませんが基本的にアパレルでは社割ができます。
企業によって掛け率も異なりますが、お安く手に入るのは嬉しいポイントです。
筆者もセレクトショップだったので様々なブランドのアイテムを社販させてもらいました!!
アパレルに向いている人
続いてアパレルで働くのに向いている人についてご紹介します。
人と交流することが好き
アパレル業界は、人と交流することが好きな人にとって非常に適した環境です。
以下に、その理由をいくつか挙げてみます。
顧客との接点が多い
アパレル業界では、販売や接客が中心の業務となります。店舗での接客やECサイトでの顧客対応など、常に顧客との直接的なコミュニケーションが発生します。商品を提案したり、お客様のニーズに応えることで、顧客との良好な関係を築くことができます。
チームワークが重要
アパレル企業では、商品の企画から販売まで多くの部門が連携して業務を進めます。チームでのコミュニケーションが欠かせないため、人との協力やコミュニケーション能力が求められます。
ファッションイベントや展示会
アパレル業界では、新商品の発表やファッションショー、展示会などが頻繁に行われます。これらのイベントは多くの人々が集まる場であり、業界関係者や顧客との交流の機会となります。
トレンドや需要の把握
アパレル業界では、常にトレンドや市場の変化を把握することが重要です。他の人とのコミュニケーションを通じて、ファッションの最新情報や顧客のニーズをキャッチアップすることができます。
ブランドイメージの構築
アパレル企業は顧客との信頼関係を築くことが大切です。ブランドのイメージを構築し、お客様に信頼されるためには、人とのコミュニケーションが重要な要素となります。
服が好き・トレンドに敏感
服が好きであり、トレンドに敏感な人は、アパレル業界で非常に活躍できる素質を持っています。
以下に、そのような人がアパレル業界での魅力的なポジションを持つ理由をいくつか挙げてみます。
トレンドを先取りした商品企画
トレンドに敏感な人は、ファッションの最新動向をいち早く察知する能力を持っています。アパレル企業の商品企画部門であれば、その洞察力を活かして、需要が高まるであろうトレンドを取り入れた商品の企画や開発を行うことができます。
クリエイティブなデザイン制作
ファッションが好きな人は、デザインに対するセンスやアイデアが豊かです。デザイン部門での活躍が期待されます。トレンドに敏感な目を持ちながら、独自のスタイルやデザインを創造することで、ブランドの魅力を高めることができるでしょう。
顧客とのコミュニケーション強化
服が好きな人は、ファッションに対する情熱を顧客と共有することができます。販売部門であれば、お客様とのコミュニケーションを通じて、適切な商品提案やファッションアドバイスを行うことができます。
トレンドに即したマーケティング戦略
トレンドに敏感な人は、マーケティング戦略においても重要なアドバイザーとなり得ます。最新のトレンドを取り入れたキャンペーンやプロモーションを展開し、ターゲット市場を引き込むことができるでしょう。
アパレル業界での成功には、ファッションへの愛とトレンドに対する敏感さが大きなアドバンテージとなります。自分の興味を活かし、アパレル業界の多彩なキャリアチャンスを追求することで、充実したキャリアを築くことができるでしょう。
みんなでワイワイやるのが苦にならない人はアパレルに向いてます!
逆に一人が好きな人はEC運営が良いですよ!
筆者もパリピではないのでECで仕事してます。
体力がある
体力がある人は、アパレル業界での仕事において、さまざまな面で有利な要素となります。以下に、体力がある人のアパレル業界でのメリットをいくつか挙げてみます。
フィジカルな負荷に対応できる
アパレル業界では、物流や在庫管理、商品の陳列など、一部の仕事にはフィジカルな負荷が伴うことがあります。例えば、商品の移動や搬入搬出など、体力を必要とする業務もあります。体力がある人は、これらの作業にスムーズに対応できるでしょう。
イベントや展示会への対応
アパレル業界では、展示会やファッションショー、セールイベントなどが頻繁に開催されます。これらのイベントでは、商品の準備や場所の設営、来場者への対応などがあり、体力が求められる場面があります。
販売スタッフとしての活躍
販売スタッフは、お客様への接客や商品の提案、試着のサポートなどが主な業務です。店内を移動しての接客や商品の取り扱いには体力が必要となることがあります。
商品の品質チェック
アパレル業界では、商品の品質チェックが重要な役割となります。商品の検品や状態の確認などで、体力を使う場面があります。
チームワークにおいて貢献:
体力があることは、チームワークにおいても貢献します。仕事の分担や協力が必要な場面で、体力があることで円滑な業務遂行が可能となります。
筆者は体力があまりないので催事ではヘトヘトでした。
イベントが多いのもアパレルの特徴ですね!
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まとめ
今回はアパレル企業のやりがいや魅力について、実際に働いている筆者の見解も踏まえてご紹介させていただきました。
- アパレル企業と言っても様々な部署がある
- お客様との交流が楽しい
- 身嗜みや美意識が高くなる
- 社割がある企業が多い・社割は最高
- コミュ力・トレンドに敏感な人はアパレルに向いている
- コミュ力がなくてもEC運営ならイケる
筆者はコミュ力もなければ割りと人見知りなのですが、EC運営部なのでどうにか仕事ができている状態です。
やっぱり好きな服を眺めているだけで楽しいなぁと思います。
アパレルに興味がある方はぜひ、本記事を参考にして新しい道を歩んでみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございました!