こんにちは!はるです!
皆さんLGBTという言葉はご存知ですか?
だいぶ認知されていると思うので、おさらいの為に記載させていただきますと
L→レズビアン(女性同性愛者)
G→ゲイ(男性同性愛者)
B→バイセクシャル(両性愛者)
T→トランスジェンダー(身体の性と心の性が一致しない人・性別違和を持つ人)
頭文字を取ったセクシュアルマイノリティ(性的少数者)の総称です。
近年では、日本でもセクシュアルマイノリティへの理解が深まり、LGBTのワードが周知される様になったので知ってる方も多いかと思います。
ではLGBTQ+はどうでしょう?
初めて聞く人も多いと思います。
LGBTQ+のLGBTは上記の通り、レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーの頭文字をとった総称です。
では、Q+とは?
一つずつ解説していきますので、さっそく見ていきましょう。
Q=クエスチョニングやクィアの意味

LGBTQ+のQはクエスチョニングとクィアの頭文字のことです。
クエスチョニングとは
クエスチョニング(Questioning)とは自分の性自認(自分の性が何か)や性的指向(どの性に惹かれるか)が定まっていない、もしくは敢えて定めないセクシュアリティの事を指します。
クエスチョニングの捉え方としては以下があります。
・自分の性自認(自分の性が何か)や性的指向(どの性を好きになるか)を決めない方が自分らしく生きられる
・どのセクシュアリティ(性のあり方)もイマイチピンとこない。
・どのセクシュアリティ(性のあり方)にも当てはまりたくない
・そもそも自分が何者かわからない
つまり、セクシュアリティ(性のあり方)が
「分からない。」
「違和感がある。」
「決めるべきではない。」
方々のことをクエスチョニングと指します。
クィアとは
クィアは異性愛でも同性愛でもないセクシュアルマイノリティの総称とし使われる言葉です。
定義がとても難しく、わざわざクィアを名乗る人も少ないかもしれません。
クィア(Queer)とは、元々は「風変わりな・奇妙な」といった言葉です。
LGBTという言葉がまだなかった時代に「変態」の意味として、また侮蔑的な表現として使われていました。
しかし、20世紀終盤以降、侮辱的な表現を敢えて使うようになり今ではセクシュアルマイノリティを包括する肯定的な用語として使われる様になりました。
+(プラス)とは
+はLGBTQ以外にも多様な性がある事を示す為のものです。
セクシュアリティやジェンダーはグラデーションの様になっており、人それぞれ異なります。
また、全てをカテゴライズすることは難しいものです。
その為、「人の性の多様性を認め、オープンで生きよう」という前向きな意味も込めて、「+」が使われてたりもします。
まとめ

いかがだったでしょうか。
LGBT以外にもセクシュアルマイノリティは多種多様で、全てを一括りにはできないのです。
また、一括にできないからこそ、その人の人間性や個性として尊重すべきであるとも言えます。
性はグラデーションです。
みなさんが男女という性別だけが当たり前だと思っていることは、実は当たり前ではないかもしれません。
性別の垣根を無くし、みんなが『自分らしく生きていける』
そんな世の中になってほしいと思っています。
今回の記事で少しでもLGBTQ+への理解が深まっていただけたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。